Jazz Bass Blog

Exploring The World of Jazz and Low Note

テンポの速い曲でもソロで逃げないベーシスト!!/Bassists Who Never Run Away From the Fast Tempo

突然ですが、私はテンポの速い曲でもソロで逃げないベーシストが好きです。

具体的に言うと、クリスチャン・マクブライドレイ・ブラウンニールス・ペデルセンジョージ・ムラーツ、デイブ・ホランド、エディ・ゴメス、ジョン・パティトゥッチ、あと最近好きなのがマルコ・パナシーア。

 

この中でソロがトップレベルで繋がっているなーと感じた奏者はマルコ・パナシーアで、スケール遊びで仕掛けてくるベーシストだなーと感じるのがエディ・ゴメス、ジョージ・ムラーツ、それと上のリストにはありませんがスコット・ラファロも。ファンキーなフレーズを多用してくるなーと思ったのが、クリスチャン・マクブライドとジョン・パティトゥッチ。

 

マルコ氏の演奏を見たことがない方は是非こちらをご覧になってください。ソロの繋がりが”ベースソロ”とは思えないぐらい素晴らしいです。

www.youtube.com

 

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せっかくアメリカにいるのだから、州内で一番うまい人のレッスンでも受講しようかなーとミネソタのベーシストをリサーチしていたのですが、皆さんいまいち。

いや、めちゃくちゃうまいんです、ウォーキングベース。生演奏を聞いてもグルーブありますし、リズムもしっかりしていて、堅実なベーシストという印象で良いんだけど、肝心のソロになると、速いテンポの曲で皆逃げますね。速いテンポの曲になると音数が少なすぎる、他の楽器に比べて。そこにウッドベースという物理的な欠点というのを感じてしまいます。

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それはそれでウッドベースのソロ!という感じがして良いんですけどね。例えばサム・ジョーンズのあの音色だったり、音の選び方やアーティキュレーションは彼にしかできない事だな、と感じるんですけど、ジャズって感情表現する音楽ですよね?他のプロフェッショナルな管楽器奏者がダブルタイムのリックを出している中でやっぱり一人だけ、テクニックという弊害があり、出したい感情を表現できないというのは、ジャズマンとしておかしいなと思うんですよね。それが私には言い訳のような気がしてしょうがない。他のトップレベルの奏者がダブルタイムのリックをアイディアとして脳内に感じているのなら、ベーシストだって同じアイディアがきっとあるはずなんです。それを表現できないのはプロフェッショナルとしてどうかなと思います。

 

マイルスのように間をうまく使ったわび・さびのあるソロは良いんです。なぜならそれは先ほどのロジックに沿っている、一つの感情表現であるから。(相手に自分の意味の推測を委ねている)つまりウッドベースのトラディションに従うという点を含んだ、感情表現のあるソロという意味で、テンポの速い曲に対して、ゆっくりな音使いするベーシストは良いベーシストである事は確かなのですが。。

 

どうもこれは私の好みなので、どっちのタイプが真正なベーシストかという話よりも、どうにも後者のベーシストを私がただ好きになれないというか、自分が目指す音使いの延長線上ではないな、という感じがしました。

 

 

あなたはどんなタイプのベーシストが好きですか?教えてください。

Steve