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Jazz Bass Blog

Exploring The World of Jazz and Low Note

フラット弦を長く使っていた私が、結局ラウンド弦に戻った3つの理由/ Three Simple Reasons Why I Ultimately Chose "Round" Instead "Flat"

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ジャズのため、と信じてずっとフラット弦を使っていた私がついこの間、ラウンドに変えることにしました。

確かにフラットにはラウンドにはない独特の中低音の響きがあります。それに加えて、ラウンドほど高音がキンキンとした音がしないし、スライドした時に音が出ない。従ってジャズには最適だろうと考えて使っていました。実際に、アンサンブルの音としてみるとうまくまとまるのですが、欠点が3つありました。その一つがタッチの違いです。

 

フラット弦は弦に触れてから音が立ち上がるのが遅いので、自分が伝えたいと意図する’右手から出るダイナミクスがうまく伝わりにくいところがあります。その点ラウンドはそれが精確に出てくれるので、ある意味表現力に富んでいるとも言えます。

フラット弦のその立ち上がりの遅さの理由から、遅さを予期してプレイする必要がある、というのもラウンド弦に比べてストレスを感じたのです。もちろん慣れてはいたのですが、今自分が取り組んでいるコード奏法を取り入れたソロギターをする時にその立ち上がりの遅さから、的確な表現をするのが難しい。

 

 二つめの欠点はスラップです。

 フラット弦ではスラップしてもやっぱり様にならない。ジャズをメインにしていてもスラップする機会は絶対にあります。私は色んなアンサンブルを行き来しているので、やはりこのアンサンブルには、このジャズべ、このアンサンブルでは、Pベースのフラットで!といちいち使い分けるやり方が面倒でした。それが楽しい時もありましたが。

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三つめの欠点はソロギターに於いての高音の伸びです。

ソロでギターを弾いている時に高音が綺麗に伸びない、という点です。コードを弾いた時に、中音低音が強すぎて、高音が埋もれてしまうことが多くて、コード奏法に向いていないのもフラット弦の特徴の一つだと思います。例えば、親指、人差し指、中指をそれぞれ、4弦、2弦、1弦を弾くとして、フラットだと4低音の4弦が高音の1弦に圧倒的に勝ってしまうので、親指を敢えて軽いタッチで調節しなければならないのです。その加減が難しかったです。ラウンドだったら元から綺麗に高音が伸びてくれるのでそういった心配から解放されます。

 

 

最終的な結論としては、あらゆる場面で使えるのがラウンド弦>フラット弦という理由で、フラット弦を外すことになりました。人によってはそれを使い分けてこそ!と考える人もいますが、面倒くさがりな私はザラザラな弦をこれから使うことにします。

 

Steve